匠達の創意工夫が実った城里町の美味をご紹介します
四季折々の「心やすらぐ菓子」 春木屋 高橋 実・勝好
石塚の役場近く、町のシンボル「スダジイ」の木のすぐ傍に、働き者の親子二代で営む春木屋がある。四季折々の「心やすらぐ菓子」をテーマに魅力ある商品を作り続ける春木屋は、町でも評判の菓子店である。
春木屋自慢の商品は、何と言っても厳選した黒糖をブレンドし、独自の製法で練り上げた上餡を用いた「ふるさと饅頭」。その他にも上白糖と小麦粉のバランスのとれた生地に、北海道十勝産の小豆を使った「吹雪饅頭」。女性に人気の色も鮮やかな「あおやぎ」。高級抹茶を贅沢に使用した上品な甘さの「抹茶饅頭」など味も種類も豊富だ。しかもすべて1つ1つ手作りといったこだわりようである。
また春木屋では、町商工会で推進している特産品開発推進委員会の依頼を受けて、このほど町のキャラクター「ホロル」を用いた新しいお菓子を開発した。
ホロルの判を押した「ホロルの森香味饅頭」は、生地に城里町名産のゴボウを配合し、餡には白餡ときんぴらを合わせ、より一層ゴボウの風味と食感を引き立たせた香りと味が特徴。同じくホロルの判を押した「ホロルの森メルヘン饅頭」は、生地に城里町名産の長いもを使用し、餡は独自の製法で練り上げた上餡を使い、生地表面のスダジイには抹茶を用いるなど、大変贅沢で上品な饅頭。また愛らしいホロルの姿を型取った「ホロルの森人形焼」は、中は上餡(こし餡)を入れた口当たりの良い商品に出来上がった。
春木屋オリジナルの商品にしろ、ホロルの森のお菓子にしろ、すべてに心がこもったものばかり。お土産や引き出物に1度は使ってみたいお菓子の数々である。
住所:東茨城郡城里町石塚1447 TEL: 029-288-2076(FAXも同番) 地方発送承ります
厳選素材の餅 さくま商店 佐久間一成
城里町常北地区笠間街道沿いのさくま商店は、製造卸を中心に営業している老舗である。商品は、のし餅(もち米)、しんこ餅(うるち米)、たがね餅(もち米・うるち米混合で、のり・豆の2種類がある)のもち類が主力。
原料は契約栽培の上厳選したものを使用し、店売りはもちろん公設市場にも出荷し、県内外からも電話やファックス等の注文が多く、評判が高い。
二代目の一成さんは、「当店の商品は、一度食べて頂けたら、必ずニ度三度と食べて頂けます。」と自信を語る。自宅脇の工場で日夜製造に精を出す一成さん。「今後は店舗を新築し、小売にも力を入れたい」と意欲満々である。
・のし餅、しんこ餅、たがね餅
各種500g 各450円
住所 東茨城郡城里町石塚1366
電話&FAX 029-2882237
純粋はちみつ 浅川養蜂場 浅川憲男
緑豊かな小松寺周辺と、清らかな水を湛える藤井川に囲まれた美しい環境に浅川養蜂場はある。
この養蜂場は昭和8年から養蜂一筋で今日まで続く、歴史のある養蜂場である。 永年の経験を基に、あくまでも自然完熟にこだわった純粋のはちみつは、最高の味わいと評判が高い。
浅川憲男 城里町はもとより、県内の糖度の高い果樹園芸の花粉交配にも、浅川養蜂場のみつばちは一役かっている。
・純正はちみつ300g 800円 1k 2000円
・はちみつ飴各種 350円
・生ローヤルゼリー 4000円/30g
12000円/100g
・ロイヤルハニースーパードリンク100ml 300円
住所 東茨城郡城里町上入野3498
電話 029-288-4323 FAX 029-288-4094
健康茶 ヤーコン茶 加藤要司
城里町上古内の茶畑が広がる丘陵地に、製茶工場一茶園がある。この地域は茨城県内三大銘茶として有名な古内茶の産地でもある。
加藤さんは現在、健康野菜ヤーコンから、厳選した葉と茎を100%使用したヤーコン茶の製造、普及に取り組んでいる。ヤーコン茶はミネラル、タンニン、配糖体など多くの栄養素を含み、カリウム、カルシウムが緑茶の約2倍もある健康茶である。また最近は、ヤーコンと高麗人参の6倍もの強壮作用があると言われるエゾウコギの混合茶も手掛けている。
加藤要司 加藤さんはまた、カモを使った有機農法の「じょうほく無農薬・無化学肥料米」の生産者でもあり、自然と環境、健康といったものを考えた商品開発に努力を重ねている。
・ヤーコン茶 1000円
・ヤーコン、エゾウコギ混合茶 1500円
・ヤーコン茶、混合茶セット 2500円
住所 東茨城郡城里町上古内339
電話・FAX 029-288-4686