1039_photo1_1171351489 高根山大山寺は、弘仁元年(八一〇)に弘法大師が開創したといわれ、本尊は大日如来です。村指定文化財である山門を入れば、正面に本堂、婆王尊堂、大師堂、光明殿などがあります。
婆王尊堂に安置されている本尊は、子供の夜泣き、ひきつけなどの虫封じ、子授け、開運厄除に霊験あらたかとされ、信仰されています。
大晦日には除夜の鐘をつく鐘楼堂があり、二月には節分祭、四月には虫きり子育祈願祭、ぼけ封じ観音祭り、秋には七五三祈願などが行われており、毎日参拝者でにぎわっております。

「虫封じ高根山」として広く信仰されている当山は、弘仁元年(八一〇)弘法大師の開創と伝えられ、御本尊は大日如来(金剛界)です。住古は符貴山金剛王院妙法寺[ふきざんこんごうおういんみょうほうじ]と称されました。長禄元年(一四五七)に宥阿上人が大山城主義成公祈願所として中興し、高根山閑心院大山寺としました。
江戸時代には徳川将軍より代々御朱印地十石を拝領して末寺二十余箇寺を所有しました。
昭和の末期となり、本堂の老朽破損が甚だしくなったので、弘法大師御遠忌壱千百五十年記念事業として新築したのです。本堂竣工に次いで婆王尊改修、光明殿新築、回廊工事、境内設備等の諸事業が、次々と実施されて、従来の伽藍の面目は一新されました。

1039_photo2_1171351489 寺宝としては、大日如来、弘法大師御真筆の乾闥婆王尊画、[けんだつばおうそんが]千手観音、不動明王、御朱印状、大山義勝載書、縁起古文書等があります。境内は広く、けやき、いちょう、かや、もみじ、ひば等の古木が繁茂し、さくら、つつじ、あじさい、つばき、ぼたん、さんしゅゆ、れんぎょう等や四季折々の花等も咲き乱れ、花の寺として親しまれています。

関東八十八ヶ所霊場第三十一番札所に認定されています。ご詠歌「ひのもとにその名も高根大山寺いくちよまでも子宝の守護」

大山寺の情報

企業・店舗名大山寺
フリガナタイサンジ
郵便番号311-4333
住所茨城県東茨城郡桂村高根118番地
電話番号029-289-2090
FAX番号029-289-2048
ホームページhttp://www.taisanji.com/
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